マナーモード
集金の際、お客様が新札を用意してくれました。支払いはいつも新札にしているそうで、心遣いがとてもありがたく感じました。
新築祝いとか結婚のお祝いとかは、新札で渡すのが大人のマナーだと聞いたことがあります。逆に、お葬式とかで新札を渡すのはNGで、シワが入ったお札の方がいいんだとか。中古の家を買った場合や、再婚した場合はどうすればいいのでしょうか。マナーの道は奥が深いです。
二十代の頃、お客さんが着ているカッコいい洋服を褒めるのに、「一張羅」という言葉を使って注意されたことがあります。
当時の僕は一張羅という言葉を、その人の一番似合う服、みたいに思っていたんです。そういう意味もあるようですが、たった一着しか持っていない服、みたいな意味もあったんですね。日本語って難しいです。
思い返してみると、僕はなかなかのマナー知らずの日本語知らずで、色々な人にいつの間にか失礼があったような気がします。
ただ、マナーを気にし過ぎると、人と接するのが窮屈になってきちゃうんじゃないかと思うんです。気にしなさ過ぎるのも問題ですが、根本的には心で接するものだと思っています。相手を思って行動すれば、相手にも気持ちが伝わるんじゃないかと思っているんです。
杉本彩は及川奈央の如し。三瓶でした。